2020年7月15日(水曜日)

第2波かもしれない現状に対して 東京都医師会長からのお願い(尾﨑会長facebookより)

  • 都民のみなさまへ
  • 医師のみなさまへ

 

いろいろ言われていますが、マスク、手洗いが当たり前になっている日本では、新型コロナ感染症の主な感染ルートは飛沫感染だと思っています。私達は、マスクを外して唾液が飛び交う密な空間が危ないと再三指摘してきました。

接待を伴う飲食店での感染は言うまでもなく、仲間内の飲み会、会食での感染例も、唾液による飛沫感染が起きていると考えられます。
最近では、若者だけでなく40代50代の方も増えています。
医療関係、介護関係、教育現場、保育園等でも感染は拡がりつつあります。自分たちの行動が、周囲に拡がったら…。皆さんの想像力が試されています。

 

いろいろな職場で働く皆さん、マスクを外して、密閉されたお店の中で、接近した距離で、唾液が飛び交う状況、想像してみてください。やはり食事中ですよね。
そして特にアルコールが入って気が大きくなって、大声を出して語り合う。さらに唾液が飛び交います。

危ないですね。仕事の帰りに一杯。そこに無症状で感染している人や、ちょっと具合は悪いけど我慢して、飲めば治っちゃうなんていう人がいたら、4日後には、あなたがうつす側に回るかもしれません。

市中感染が拡がっていることが否定できない今、都心で生活している人、全ての人に飲食を通じて、感染が起きるかもしれません。
危ない行為は避けましょう。そこで東京都医師会からの提案です。

 

【Not go to キャンペーン】
7月中の飲み会・会食は控えましょう。都内は勿論、都外でも。
行くのであれば、ガイドラインを遵守したお店。しかも少人数で。
第1波の時のように、連休中の気の緩みを再び繰り返してはいけないと思います。

「Not go to キャンペーン」を皆さんの手で、是非拡げてください。お願いします!

(2020年7月14日:尾﨑会長facebookより)


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