2020年7月3日(金曜日)

New Lifestyleに必要なもの 第4弾(尾﨑会長facebookより)

  • 都民のみなさまへ
  • 医師のみなさまへ

今回の写真は、アイボが勝手に撮った写真です。

 

若者を中心に、いわゆる「夜の街」へ行く事を1ヶ月我慢しましょう。

連日50〜60人の感染者確認が報告されています。数だけを見ると心配になりますが、
・1400万人の中の50〜60人であり、また若者中心の無症状か軽症例が主体である事
・6月30日現在、重症者は264人の入院患者中10人である事
を考えると、夜の街からの周辺への拡大がこれ以上どんどん拡がらなければ、さほど心配する事態ではないであろうとも思っています。

7月2日の昼のニュースによると、100人を超えたようです。「夜の街」から周辺への拡大が、拡がってきた可能性大ですね。
より一層の強い自覚を持っての行動が必要になります。以下を参考にしていただいて、ご自分の行動の見直し、よろしくお願いします。

 

そもそも感染を起こす可能性が高い空間という事で、ステップ・スリーでも解除の対象になっていない「接待を伴う飲食店」が、緊急事態宣言解除以前から自粛要請を守らず営業を続けてきたのが、今回の感染者増加の主因と考えられます。

東京アラートの解除が早すぎたという意見もありますが、この事と直接関係ない、次元が違うところが原因になっている事が問題解決を困難・複雑にしています。

もちろん、アラートの解除によって、若い人を中心に、そうしたお店や周辺店に行く人が増え、さらにそこで無症状のうちに感染した人が、気づかないうちに周囲に感染を拡大している可能性は否定できません。

現に新宿区では、ホスト等への集団検査ではなく、医療機関を受診した発熱等の患者さんのうち疑わしい人のPCR陽性率が、20%を超えてきています。この事は、少なくとも新宿では、「夜の街」周辺から市中への感染の拡がりが否定できない状態になってきているといえましょう。

 

一方、感染者数が増えてきたからといって、新たな自粛や休業要請を第一波の時のように広く訴えても、効果は少ないと思われます。
先に述べたように、もともと感染の元になっているお店は、要請を守ってくれないし、我々が学習した唾液が飛び交うことのない、感染の機会が少ないと思われるところでの自粛・休業要請は効果がないばかりか、経済活動を不当に抑えてしまう可能性が高いからです。

通勤ラッシュ時の電車内のように密な空間でも、マスクをして喋らないような空間における感染例は、未だ確認されていません。
通常の通勤や通学で仕事や授業を終え、昼食はテイクアウト中心、あるいは、ラーメン屋等で黙々と食べるだけで終えれば…そして夜の飲食は、もう少しの間、自宅でとる。オンライン飲み会で辛抱する。そうした生活を皆さんが送っていただければ、これ以上、今回の感染は拡がらないと思います。

 

【解決方法】
1. 特定の施設に対して法的強制力を伴った休業要請ができる法整備。
これが最も有効と思われますが、今の政権では、リーダーシップを持ってこれをやろうとする方が出るかどうか。

2. ホストクラブ、キャバクラ、カラオケ、ライブハウス… ターゲットを絞ったガイドラインの徹底とステッカーの表示。
利用者は、安全対策をした店以外には行かない事を徹底する。大多数の店が、協力してもらえれば、これがかなり有効かつお店も休業せず営業を維持できる方策だと思います。
ただ、ガイドラインを守るためには、客の数を大幅に制限することになり、またプライバシーも守れないということで、営業が成り立たないと言って、従わないお店が数多く出るかも知れません。

3. 現時点では、危ないお店等に行かない人を増やす事を促すことが、日本の環境下では、もっとも現実的なのではと考えます。
特に20代から40代の活動的な皆さん、今後1ヶ月は、「夜の街」として有名な繁華街で、マスクを外して飲み食いをしたり、特にアルコールが入り、大声でしゃべり合う、唾液が飛び交うような、感染の可能性が高いお店には近づかないで下さい。

特に高齢者と同居している、医療関係者・介護関係者・学校関係者ご自身、および家族にそうした方がいる場合は、絶対に、絶対に、危ないお店に行かないでください。
また、そういったお店に関係している人や、最近出入りしたことがある友人とは会食しない。

 

このfacebookを見ている20〜40歳代の皆さんは自らに。ご家族にこのような年代がいる方は、ご家族に。
そして皆さんの周囲の若い世代の方々にも、この事を守るよう徹底して伝えてください。
お願いします。とりあえず1ヶ月我慢して下さい。

同時にTwitterをやっている人は、周りの若い人に呼びかけていただきたいと思います。
ご自分は無症状、軽症に終わっても、高齢者、医療・介護関係、学校等に感染が拡がれば、日本の危機が再び訪れるのです。

またまた長い文章をお読みいただきありがとうございました。

(2020年7月1日:尾﨑会長facebookより)


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