New Lifestyleに必要なもの 第1弾(尾﨑会長facebookより)
- 都民のみなさまへ
- 医師のみなさまへ
このところ、連日のように感染確認者が2桁になっています。皆さん、第2波の前兆ではないかと心配なさっていると思います。
でも、院内感染を除きますと、いわゆる夜の街での感染、そして若い方の感染が多いことがわかります。
早めのアラートは必要ですが、大きな第2波の前兆ではないような気がします。
【いわゆるコロナ時代のNew Lifestyleについて】
<コロナの感染>
コロナにかかっている人は、発症の2日前から、発症して5日後までの7日間に他の人にうつす可能性が高いことがわかってきました。しかも唾液にたくさんウイルスがいることもわかってきました。
つまり
① 無症状や、初期の症状の軽い人が主にうつしていることがわかります。
② うつされる人は、換気の悪い空間で、唾液を直接浴びるような状況が、最も危ないのです。
つまりマスクを外して、大声で叫んだり、しゃべり合うような場所。アルコールを飲みながら、近い距離で会話を交わすような場所。
具体的な場所は想像してみてください。
【New Lifestyle に必要なもの】
① マスク
コロナが終息するまでは必需品となるでしょう。ただし、外で一人でいる、人とすれ違う等ではうつることはまずないので、これからの暑い時期は適時外す事も必要です。
逆に3密の空間に入るときは必ずすべきです。冷房の効いた部屋は、換気の悪いことが多く、3密になりやすい事にもご注意を。
② 手洗い
コロナは、目、鼻、口が侵入経路と言われていますから、少なくとも顔を触る前には必ず手洗いをしましょう。
出先では、アルコール消毒が便利ですが、自宅等では、石鹸で丁寧に洗えば、アルコール消毒はなくても大丈夫です。
③ 3密を避ける
密集、密閉、密接の3密を避けることは、先の唾液等からの感染を考えると、ますます重要と考えられています。外出される際の行動にあたっては、まず優先的にこのことを考えてください。
※3密に行った後
どうしても避けられない事情等で、こうした環境に行ってしまった後は、1週間ぐらいは自分の体調に特に気をつけ、マスクを外しての人との接触は、なるべく避けるようにしましょう。
少しでも体調不良があったら、必ずかかりつけ医等に電話で相談しましょう。その際は、必ずそう言った場所に行ったことを伝えてください。
【どのようなお店(飲食店)に入れば良いのか】
アルコール消毒、透明なパーテーション(出来れば頭ほどの高さ)、ゆったりとした席の配置…。
ガイドラインに沿った対策をとっているお店には、今後ステッカーが貼られるような仕組みが増えてくると思います。そう言った対策済みのお店を選ぶのが、夜の街を含め大切です。
【外での生活】
ウォーキング、ジョギング、皆でのラジオ体操など、問題ないと思います。
ただその後、誘いあって飲み食いして語り合うのはまだ控えた方が良さそうです。
【重症化しないように禁煙を!】
これこそNew Lifestyle!
感染しやすくなる、重症化しやすいと言われるタバコを止めることです。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
第2波に向けた対策をしっかりつくって行きます。