◆よくある質問

1.健康スポーツ医の資格を取りたいのですが?
 日本医師会の健康スポーツ医学講習会(前期ならび後期:合計25科目)を修了した後に所定の手続きに基づいて申請いただき、日本医師会により認定されます。詳しくは各地区医師会にお尋ね下さい。
2.健康スポーツ医と日本スポーツ協会公認スポーツドクター、日本整形外科学会認定スポーツ医の違いは?
 日本スポーツ協会公認スポーツドクター・日本整形外科学会認定スポーツ医は、スポーツ競技者を対象にしているのに対して、健康スポーツ医は、主に一般住民を対象にしていて、日常診療や学校保健・産業医活動、地域においてその力を発揮しようとしています。
3.健康スポーツ医になるメリットはありますか?
 研修や実習などから自身の専門外領域の幅広い知識(たとえば循環器、呼吸器、整形外科、小児科、救急医学など)を身につける事が出来るため、日常診療にも役立ち、社会貢献にも寄与できます。
4.スポーツ大会などで健康スポーツ医の働く場所はありますか?
 自治体からの健康スポーツ医に対する認知度も少しずつですが上がっており、マラソン大会、球技大会などの開催の際に、医師会を通じ健康スポーツ医の出動要請もあります。今後、医師会が行政や大会の主催者などと健康スポーツ医との橋渡しをするにあたり、健康スポーツ医を組織化していくことも重要と考えています。東京都医師会としても、具体的にその方法を検討していくところです。
5.学校医や産業医をしていますが健康スポーツ医の資格は必要ですか?
 学校保健や産業医活動においても、スポーツに関する知識は必要です。中学校、高等学校における武道必修化に伴い、体育中の事故も懸念されています。学校医には積極的に健康スポーツ医の認定を受けていただき、より幅広い知識を身につけていただく事をお勧めします。
6.現在、健康スポーツ医ですが更新しようか迷っています。
 健康スポーツ医の更新要件の一つの再研修会について、東京都医師会では、実践的な技術が習得できるように心肺蘇生や外科的応急処置、高齢者が自立できるような筋力トレーニングやロコモティブシンドロームの運動療法などの実技を取り入れています。2020年の東京オリンピック、パラリンピックへの健康スポーツ医のかかわり方などについても検討を加えていく予定です。今後、認知度や働く場も少しずつ増えていくと思われますので、再研修会を積極的に受けていただきスキルアップして下さい。

健康スポーツ医に関するお問い合わせ東京都医師会 健康保健課
〒101-8328 東京都千代田区神田駿河台2-5
電話:03-3294-8821(代)
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