定例記者会見(令和3年3月9日開催)


1.新型コロナウイルス感染症対策 〜緊急事態宣言の再延長を受けて〜

 

① あいさつ・総論(尾﨑 治夫 東京都医師会長)

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尾﨑会長は「これまで急性期病院が注目されてきたが、今後は回復期、慢性期の病院と連携して、回復した後の感染力がない患者を受け入れる体制を整えていきたい。2025年に向けて準備してきた地域包括ケアシステムを生かし、急性期病院や後方支援病院などが一体となって、総力戦で新型コロナウイルスと向き合っていく。
また、自宅療養者の見守り体制を強化するとともに、重症化予防のための検査や治療薬の使用を検討していきたい。

さらに、クラスター対策だけではなく、飲食店におけるPCR検査を積極的に実施するなど、守りと攻めの検査を展開していくことが重要だ」と述べた。

 

 

② 医療提供体制の現状について(猪口 正孝 東京都医師会副会長)

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猪口副会長は「高度急性期・急性期病床で新型コロナウイルス感染者をしっかり診て、回復後は地域包括ケアシステムの中で診ていくというような、流れをスムーズにするための仕組みを考えたい。

また、高齢者施設での感染が増えているため、職員への検査を定期的に実施するとともに、会食による感染が増えていることから、攻めの検査を行っていきたい。市中感染の結果としてクラスターが発生してくるので、攻めの検査はリバウンドを防ぐためにも有効だ」と述べた。

 

 

③ 新型コロナワクチン接種について(角田 徹 東京都医師会副会長)

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角田副会長は、医療従事者等を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種体制を説明した。

 

 

④ 新型コロナウイルス感染者の自宅療養と老健施設を活用した感染症回復後の要介護者受け入れについて
 (平川 博之 東京都医師会副会長)

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平川副会長は、自宅療養者への支援や、介護老人保健施設を活用した感染症回復後の要介護者受け入れ事業について報告した。

 

 

⑤ 新型コロナの重症化を抑えるイベルメクチンの有用性(鳥居 明 東京都医師会理事)

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鳥居理事は、新型コロナウイルス感染症の重症化を抑えるイベルメクチンの有用性を解説した。


記者会見資料


○定例記者会見に関するお問い合わせ先:広報学術情報課

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