2018年3月16日(金曜日)

平成29年度大学医師会連絡協議会(平成30年1月31日)開催報告

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平成29年度大学医師会連絡協議会

1月31日(水)学士会館において平成29年度東京都大学医師会連絡協議会が開催された。

協議会には12の大学医師会と東京都医師会が参加した。今年度当番の五十嵐隆東京大学医師会長と尾﨑治夫東京都医師会長の挨拶に引き続いて今回の議題「新専門医制度に対する大学の取り組みについて」に関し、各大学医師会からそれぞれ7分程度の講演が行われた。本年4月から始まる新専門医研修だが、現時点における平成30年度の臨床研修医の応募状況、また大学附属病院本院や分院、関連病院を有機的に使いそれぞれの施設の特徴を生かした研修プログラムが披露された。内容としては、大学院教育に重点を置く、個人のキャリアパス形成に柔軟に対応する、地域医療への貢献を正当に評価する、専攻医の職位や給与に対する配慮等、諸々の工夫が見られた。

次に東京都医師会から2題、「東京都医師会の専門医制度に対する取り組みについて」を落合和彦理事、「医師資格証の勤務医への普及について」を橋本雄幸理事が各々講演を行った。落合理事は昨年5月に発行された東京都医師会・生涯教育委員会の答申「臨床実習、臨床研修における大学病院・臨床研修病院と地域医師会との具体的な連携」の概要を述べ、橋本理事は日本医師会電子認証センター発行の医師資格証を採用時に提示することで『医師免許証と同様に医師資格を確認してもよい』旨の通知が厚生労働省から発出されたことを説明、併せてこれを機に大学勤務医の更なる医師会入会を各大学に依頼し、医師が所属する最大の団体として組織力を強化する意義を強調した。

講演終了後は懇親会に場を移し、三鷹市医師会所属の杏林大学の参加も得て都内の13医学部が一堂に会し、各テーブルでは活発かつ意義のある意見交換が行われた。

平成29年度大学医師会連絡協議会次第
日時:平成30年1月31日(水)16:00~18:00
会場:学士会館
主催:東京大学医師会
共催:東京大学医学部附属病院

    司会:東京大学医師会 副会長 井田 孔明
1.開会挨拶 東京大学医師会 会長  五十嵐 隆
2.来賓挨拶 東京都医師会  会長  尾﨑 治夫
3.各大学医師会より
  議題「新専門医制度に対する大学の取り組みについて」
    座長:東京大学医師会 会長  五十嵐 隆
  ・慶應医師会       教授  鈴木 秀和 (資料
  ・慈恵医師会       理事  桑野 和善 (資料
  ・日本大学医師会     理事  石原 寿光 (資料
  ・日本医科大学医師会   理事  横田 裕行 (資料
  ・東京医科大学医師会   理事  平山 陽示 (資料
  ・女子医大医師会     理事  川名 正敏 (資料
  ・東京医科歯科大学医師会 講師  高橋  誠 (資料
  ・昭和大学医師会     理事  高木  康 (資料
  ・帝京大学医師会     病院長 坂本 哲也 (資料
  ・順天堂大学医師会    理事  村上  晶 (資料
  ・東邦大学医師会     会長  並木  温 (資料
  ・杏林大学        教授  吉野 秀朗 (資料
  ・東京大学医師会     教授  江頭 正人 (資料

4.東京都医師会より
  「東京都医師会の新専門医制度に対する取組みについて」
       東京都医師会  理事  落合 和彦
  「医師資格証の勤務医への普及について」
       東京都医師会  理事  橋本 雄幸
5.その他
6.閉会挨拶 東京大学医師会 監事  齊藤 延人

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