東京在宅医療塾

東京都医師会「東京在宅医療塾」の開講

 少子高齢社会が進む我が国において、東京都の医療提供体制を考えると、今後在宅医療の整備が喫緊の課題であり、地域全体で包括的に住民の医療・介護福祉を支えていくことが求められています。東京都医師会では、東京都医師会在宅医療協議会を設置して在宅医療の諸問題を検討しています。都民の38%が「自宅で最期を迎えたい」と望んでいる(平成28年度東京都調査)にもかかわらず、現状では約8割の人が病院で最期を迎えています。今後さらに高齢者人口が増加していく中、大きな病気や障害を抱えても自宅で療養を続けたい人がそれをまっとうできる社会を実現するためには、地域医療の中で在宅医療が大きな比重を占めるのは間違いありません。かつての地域医療では、かかりつけ医が熱を出した子どもの往診をするといったことが普通に行われていました。かかりつけ医が当然のこととして在宅医療を行う文化を醸成していくことが必要です。その必要性を認識していても、障壁の高さを感じて在宅医療への参入をためられている医師の背中を押したいという思いから、東京都医師会在宅医療協議会のメンバーが中心となり、「東京在宅医療塾」を開講いたしました。

 「東京在宅医療塾」は、訪問診療未経験の医師を対象に、在宅医療に必要な知識や技術をわかりやすく学んでいただくもので、第1期は2017年9月にはじまり毎月第2土曜日の開催で2018年5月まで全9回を予定しています。講義だけではなく、東京都医師会の医療トレーニングセンターに整備した医療トレーニングシミュレータを使用して手技を学ぶなど多岐にわたる内容になっています。

 今回各地区医師会から原則一名の受講者を推薦頂いたため人数が限られておりますので、会員の先生方を対象として東京都医師会ホームページから講義内容を動画で閲覧できるように致しました。また当日配布したテキストもダウンロードできるようにもなっていますので、地区医師会単位でまた個人の先生方で在宅医療を推進するための資料としてご活用して頂ければ幸いです。

第1期 東京在宅医療塾

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