記者会見(令和2年2月27日開催)


1.新型コロナウイルス感染症に対する東京都医師会の今後の対応について


<尾﨑 治夫 東京都医師会長>

 

東京都医師会 新型コロナウイルス感染症対策重点目標

東京都と協力のもと、重症化しやすい高齢者や持病(基礎疾患)を持っている方に対し、いかに新型コロナウイルスに感染させないか、いかに早く感染者を発見するかをかかりつけ医を中心とした連携で進めていく。

 

かかりつけ医の皆様へお願い

  • 基礎疾患のある高齢者等でかかりつけ医を持つ都民が発熱、咳など感染を心配する症状があるときは、まずかかりつけ医に電話で相談をし当該医療機関または専門外来を受診するようにしてください。

    不安を感じて電話をされる方が多いと推測されますが、症状がないもしくは軽症の感冒症状と思われる場合は自宅での安静を指示し、重症化が懸念される(診察が必要と判断される)時は、自院への受診を指示してください。

  • 電話相談受付時間および通常外来とは別枠の診療時間を設定し、他の患者との診療時間および動線を分けてください。
  • 受診案内の進め方について広く都民に周知してください。

 

都民の皆様へお願い

  • 発熱や咳など体調不良を感じたら、まずかかりつけ医に電話で、受診のタイミングや家庭での過ごし方等について相談してください。
  • 受診の際は、マスク着用をお願いします。
  • PCR検査は、肺炎など重症の方から実施されます。軽症の方には実施されない場合もあります。ご了承ください。
  • 受診相談の目安は、熱や咳が4日以上続く(基礎疾患を有する方は2日以上)場合です。上記を満たさない場合でも、心配な方は遠慮なくかかりつけ医にご相談ください。
  • 一度受診したら、受診先を変えず一か所の医療機関に継続して受診してください。症状や診察所見の変化を的確にとらえることができます。

 


記者会見資料


会見の模様(YouTube)


○定例記者会見に関するお問い合わせ先:広報学術情報課

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