令和7年度「地域包括診療加算・地域包括診療料に係る研修会」（開催案内）

【備考】「認知症」に関する研修について

本研修会における「認知症」項目を受講しても、地域包括診療加算等の施設基準に規定されている「担当医は認知症に係る適切な研修を修了していることが望ましい。」という項目は満たせません。（※施設基準の届出時に必要な20時間分に含めることは可能）
「認知症に係る適切な研修」に該当するのは、以下の研修会です。
・日本医師会が主催する「日医かかりつけ医機能研修制度」の応用研修（認知症に係る講義に限る。）
・都道府県及び指定都市が主催する「かかりつけ医認知症対応力向上研修」
・都道府県及び指定都市が主催する「認知症サポート医養成研修」

【備考】コロナ禍における施設基準上の特例について

コロナ禍における施設基準特例により、20時間以上の研修を受講するという要件を満たさなくとも2年毎の届出を行うことが可能でしたが、この取扱いは令和7年4月5日をもって終了しております。届出医療機関におかれましては、計画的に20時間分の研修を受講されますようご留意ください。

【備考】日医e-ラーニングでの受講について

本研修会で上映する必須4項目（「糖尿病」「高血圧症」「脂質異常症」「認知症」）については、日本医師会が実施している「日医e-ラーニング」（要：日医会員ID）でも受講することが可能です。

【注意】「日医かかりつけ医機能研修制度」における単位について

本研修会は日医主催の研修会（9講義6.5時間）の構成と異なり「日医かかりつけ医機能研修制度」応用研修2単位の要件を満たさないため、応用研修の単位は取得できません。
※地域包括診療加算や地域包括診療料の施設基準における研修要件、及び日医生涯教育講座の単位は問題なく取得できます。